タイへ親子留学をする場合のビザ｜お子様一人の場合のタイランドプリビレッジ

タイの首都バンコクには多くのインターナショナルスクールがあり、子育てもしやすい環境があることから海外への教育移住·親子留学をする方の中で人気の移住先として注目されています。

今後も多くのご家庭がタイへ移住·親子留学をする流れは続くと思われますが、忘れてはいけないのがビザの問題です。

海外へ移住する場合は何かしらのビザが必要となります。国によってビザの種類や取得条件などは様々異なるのですが、タイへ教育移住·親子留学する場合も何かしらの長期滞在が可能となるビザを取得する必要があります。

タイへ親子留学·教育移住するなら知っておきたいビザ事情

タイのインターナショナルスクールへ入学する場合の子供と親はそれぞれ以下のビザを取得することが可能です。

子供：ノンイミグラントEDビザ
保護者：ノンイミグラントOビザ

入学する学校から必要書類などを受け取り所定の手続きを経てビザを取得することでタイに滞在することができます。

ここで、タイの場合は一つ問題となるのが、保護者のビザは子供一人につき親一人分のみ取得できるという制度になっている点です。

例えば、父·母·子供一人の3人でタイへ移住する場合、父また母のどちらかは保護者のビザで滞在ができますが、どちらかは別の何かしらのビザを取得する必要があります。

タイランドプリビレッジで長期滞在が可能

上述したケースで多くの方が取得するのがタイランドプリビレッジです。タイランドプリビレッジとは外国人のタイでの長期滞在を可能にするための特別なビザのことです。

最近タイへ移住する人が増えてきたことがあり、多くの人に知られるようになりました。

タイランドプリビレッジは滞在期間5年 / 10年 / 15年 / 20年の４つのプランの中からどれかを選択し、メンバーになることでビザを取得することができます。

例えば父がタイランドプリビレッジを取得し、母が保護者のビザを取得する場合は以下のようになります。

家族3人で移住する場合の例1

父：タイランドプリビレッジビザ
母：ノンイミグラントOビザ
子供：ノンイミグラントEDビザ

上記の構成がよくあるパターンの一つです。

また、タイランドプリビレッジのプランによっては家族会員を追加し、両親ともにタイランドプリビレッジで滞在することも可能です。

家族3人で移住する場合の例2

父：タイランドプリビレッジビザ
母：タイランドプリビレッジビザ
子供：ノンイミグラントEDビザ

※お子様がインターナショナルスクールに通われる場合、原則お子様は学校から発行される必要書類を基にノンイミグラントEDビザを取得する必要があり、タイランドプリビレッジへ家族会員として追加することはできません。

タイへの親子留学とタイランドプリビレッジの魅力

タイランドプリビレッジの魅力は煩雑な手続きがほとんどなく、長期の滞在が可能になる点ですが、その他にも移住後の生活がしやすくなる特典がいくつもあります。

マルチプルエントリービザ

タイランドプリビレッジはマルチプルエントリービザとなっています。これはタイから国外へ何度も好きなだけ好きな時に行き来できるビザのことです。

例えばタイへ移住した後も年に数回日本へ帰国することがあるかと思います。この際、シングルエントリーのビザを取得している場合は出国毎に再入国許可を取得する手続きをする必要がありますが、タイランドプリビレッジの場合は特にそうした手続きが不要となります。

空港での入出国時のVIP待遇

タイランドプリビレッジのメンバーになると空港内を専用カートで移動できたり、ファストレーンの利用ができるようになったりと入出国時の移動がスムーズになります。

ポイントの活用

タイランドプリビレッジのメンバーになるとメンバー毎に一定のポイントが付与されます。そのポイントはさまざまな特典（例：リムジン送迎、健康診断、ゴルフ、スパ、乗馬etc.）と交換できるようになっています。

タイランドプリビレッジのメンバーになることでタイでの長期滞在が可能になることに加え、これらの特典を活用することで、快適なタイ生活を送れるようになります。

最後に

教育移住·親子留学を考えている方は学校選びからビザの準備までいろいろ検討されることが多いかと思いますが、ビザについてはご家族3名でタイへ移住する場合にタイランドプリビレッジを活用してビザの問題を解消することができます。

また、タイランドプリビレッジはタイの国営企業が運営している国家プログラムということもあり、安心してタイに滞在することができます。教育移住·親子留学でのビザに悩まれている方はタイランドプリビレッジもぜひ検討してみてください。