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タイ移住ガイド

タイでの子育て、実際はどう?Buaさんが選んだ学校とタイの育児スタイル – Part 2

Buaさんは、現在バンコクのスクンビット通り東側にお住まいで、小学生の低学年のお子さんをインターナショナルスクールに通わせながら育てています。今回のインタビューでは、学校選びやタイでの子育てのメリット・デメリット、そして子供の友達作りについて詳しくお話を伺いました。

【Bua Yasuko ❥ บัวさん】

2019年に家族と共にタイに移住。チュラロンコン大学でタイ語を学び、現在はインスタグラムやNoteなどのSNSを中心に、幅広いメディアで発信活動を行っています。また、ナダオバンコク制作の人気BLドラマ「I Told Sunset About You 〜僕の愛を君の心で訳して〜」に出演した経験もあり、その多才さで注目を集めています。

BuaさんのSNSアカウント: [Instagram] / [X] / [Note]

--子供の教育の観点から、タイで子育てをするメリットを教えてください。

Bua: 英語教育が日本よりもスタンダードになっている点ですね。安い公立のタイの小学校でも、英語の先生が3〜4人もいて、「タイってここまで英語に力を入れているんだな」と驚きました。また、タイでは英語を話せることがステータスとまでは言いませんが、学校で人気者になれることもあります。ですので、日本のように学校で流暢な英語を話して笑われたりすることはないんです。

出来れば出来るほど褒められるという意味で、英語が伸びやすい環境だと思います。中学生や高校生で英語がペラペラになる子も多いですね

それから、教育のスピードも早いと感じます。幼稚園ではすでに「1+1=?」のような簡単な足し算や文字の学習が始まっています。

--運動施設の充実度に関してはどうですか?日本の方がグラウンドや体育館が大きかったりするイメージがあります。

Bua: そうですね、運動施設の大きさに関しては日本の方が良いかもしれません。私が子供の学校を選ぶ際に複数の学校を見学しましたが、施設の充実度という点では日本の方が上だと感じました。

--タイで子供の学校の選択肢は「公立校」「日本人学校」「インターナショナルスクール」の3つになるかと思いますが、その中でインターを選んだ理由を教えてください。

Bua: 一番の理由は、英語とタイ語を学ばせたいと思ったからです。日本語は家で教えることができると考えました。また、学費についてもインターナショナルスクールはピンからキリまでありますが、私が検討した学校は日本人学校とあまり変わらなかったため、それならインターに通わせようと思いました。

--バンコクにはたくさんのインターがあります。学校を選ぶ上で、もちろん立地や学費も条件の一つだと思いますが、それ以外でBuaさんが重視したポイントを教えてください。

Bua: 見学時に感じた雰囲気を重視しました。複数の学校を見学しましたが、中には見学中にすれ違った教員の方々が挨拶もしてくれなかったり、あまり良いとは言えない学校もありました。しかし、今の学校は見学時に教員や生徒がしっかり挨拶をしてくれ、その姿を見て、勉強に追われすぎず、のびのびとアットホームな雰囲気で育っていると感じたことが決め手となりました。

--現在お子さんは低学年ということで、数年間インターに通わせていると思いますが、今のところ学習の面はどうですか?

Bua: 当初考えていた以上に語学力が伸びていることを実感しています。最初の数ヶ月は英語がわからずに嫌がっていたのですが、今では英語の読み書きができるようになり、字幕なしで映画を理解できるまでになりました。

--それはすごいですね!

Bua: 子供の言語獲得力には本当に驚かされます。英語を学ばせるのであれば、早ければ早いほうが良いと思います。

--Buaさんは多くの日本人ご家族が住まわれているプロンポンやトンロー周辺ではなく、もっと東側の方に住まわれているそうですが、そのエリアを選んだ理由を教えてください。

Bua: 日本人が多くないエリアの方が、私たちのようにシャイな日本人には丁度良いと言うか、日本人が少ないので人目を気にすることもありませんし、何よりもっと海外の雰囲気を味わえるからです。

--実際どうですか?スクンビットの東側での子連れ生活に不便を感じませんか?

Bua: 便利だと思います。日本食も多いですし、日本食材が欲しくなったらMax Valueがありますし、フジスーパーに買い物へ行くのもそこまで遠くないです。プラカノンあたりは飲食店も多いので、不便は感じません。

--スクンビットの東側にも子供が遊べる施設はありますか?

Bua: 多くはないですが、ありますよ。例えばトゥルーデジタルパークや、シーコンスクエアにあるヨーヨーランド、オンヌットのハビトモール近くには校庭のような広場があります。

--生活費についてはどうですか?プロンポンやトンローに比べ、スクンビット通り東側は生活費が安い印象があります。

Bua: 生活費全体は比較的安いと思います。食にしても遊びにしても、ちゃんとした美容室でもシャンプーが60バーツくらいでできたりします。もちろん、スクンビット東側にもセレブが集まるタワーマンションなどもありますが、全体的には安く抑えられる印象ですね。

--タイは子供に優しい人が多いとのことですが、子育てするにあたって驚いた文化の違いなどありますか?

Bua: 良くも悪くもフレンドリーすぎるところですね。一度、子供の目が赤く腫れたので病院に連れて行った時、看護師が子供のことを「可愛い!」って言いながら写真を撮りまくっていて、笑。

あと、見知らぬ人にいきなり「可愛いね!抱っこさせて」って言われたりします。それから、タイ人は子供をすごく可愛がってくれるので、とにかくたくさん触ってきます。

--学校で文化の違いに驚いたことはありますか?インターだと日本と違って多国籍な関係になると思いますが。

Bua: そうですね、親御さん同士の付き合いも多国籍になったりしますよ。学校では、文化の違いとまでは言いませんが、独特なトラブルもあるにはあります。例えば、物がなくなりやすかったりするので、子供の持ち物全てにしっかり名前を書く必要があったりします。あと、お金もなくしてもいいくらいの最低限の金額しか持たせないようにしています。そういった点は少し気を付けていますね。

--子供の友達も多国籍になるんですか?そもそもインター内では何語で会話するものなのでしょう?

Bua: インターの中では基本的に英語で会話します。なので、子供の友達は割合としては日本人が多いですが、割と人種に関係なく友達がいるみたいですよ。こういった環境で育つと、良い意味でおおらかになれるのかなと思います。

--ありがとうございました!次の記事では、Buaさんにインタビューした「タイ語学習」について詳しくご紹介します。ぜひお読みください!

「タイ語を学ぶBuaさんの挑戦。学習方法と学校選びのコツ – Part 3」を読む

また、Buaさんがタイに移住した経緯についても興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。

「子連れ移住の決断。タイ人の温かさに導かれたBuaさんのタイ生活 – Part 1」を読む

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この記事を書いた人

伊藤 良二

2017年より日本とタイを拠点に生活を開始。2019年にはタイランドプリビレッジ(旧タイランドエリート)に入会し、コロナ禍が収束した2023年から本格的なタイ移住をスタートしました。現在は、自身のブログやSNSを通じて、タイの魅力や生活情報を発信する傍ら、WEBライターとしても活動しています。

このブログでは、筆者が日常生活で得たリアルなタイのエリア情報や、移住者に役立つコンテンツを随時お届けしています。タイでの生活をより深く理解し、楽しんでいただけるような情報をお届けすることを目指しています。

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